会長就任の挨拶

澤田 欣輝  

この度  善野前会長より推薦され、5月28日の総会

にて選任され就任致しました。

善野様、市山様、佐々木様他幹部の方々の、体制

若返りの強い意向が示されました。

今までお世話になった恩返しの機会と考え、歴代会長に

比べ甚だ微力ではありますが、

精一杯お役に立つべく頑張りたいと思います。


会長 澤田欣輝(S43)

  今まで100周年記念事業を始めとして、長年に亘り貢献して頂きました諸先輩には敬意を払うと

共に感謝の気持ちで一杯です。長い間本当にご苦労様でした。しかしながら、一部の諸先輩には

継続性を維持する為残って頂き、引き続きご指導、ご支援をお願い致しました。新体制の人事に

ついては、硬式庭球部の今後の発展の為若手ОBの方々に、副会長他の要職に就任して

頂きました。


会長として、今後推進して行きたい事を下記します。

1年間行ってきましたRプロジェクトの活動により、当面の課題は絞られております。

1、現役の人員確保と維持ーーー最重要課題

新入生の多数入部への注力、部員数の維持努力、医学部との交流による人員増戦力向上、

継続しての人員確保等の目標に向かっての現役諸君の活動を、可能な限り支援する。

2、部員の育成と強化

部員全員に実力向上を強く意識させる事、努力すればするほど、多く報われる実体験を

味わせる事、技術の高度化これらを若手監督、コーチ、酒井コーチの指導支援により養成する。

3、財政基盤の確立  魅力ある硬式庭球部にする為部室を中心に、環境改善に取り組む。

そのため資金が必要です。休眠会員の減少、会費納入率向上、自動振込みの促進に注力し資金の

増額を図る。


当面は以上に絞って、役員、常任理事、理事、学年幹事が一致協力して努力致します。

現役諸君の奮起を期待します。

OBの方々には、引き続きのご指導、ご支援を宜しくお願い致します。

[副会長 4名]
井村孝一
(東京支部長 S43)
北尾義明
(S45)
林和彦
(S53)
松中一郎
(S54)



幹事長就任の挨拶


1、はじめに

KUTC活動を支えてこられた黄金の30年代の中核で

活躍された佐々木幹事長からバトンタッチを受けた

昭42卒吉岡です。

次世代への継ぎ役として重要な仕事に微力ですが、

頑張ります。


幹事長 吉岡伸敏(S42)

 昨年5月総会で承認された庭球部再生プロジェクトチーム(Rプロ)の事務局長として、チーム長の

 澤田副会長を先頭に、1年間活動、現状の問題点把握と対策につき、庭球部長・現役・OB間

 で情報共有、共通認識、ベクトル合せが出来、再生の道筋が見えてきたと実感しております。



2、Rプロジェクト活動成果と方向付け

Rプロは毎月1回開催、庭球部の原点から検討、部員の確保、育成・強化、管理面、設備面

多面的に捉え、組織の基本のメンバーのコミュニケーションから始め、現役・OB・平成若手OB間で

生の本音の対話の中で活動、討議、記録、情報発信で情報共有、共通認識醸成を図った。

1年間の活動成果として、先ず現役の5S運動で整理整頓を実施、綺麗な部室に甦った。

更に現役とOB共同作戦で、@休眠会員の復帰呼び掛け、A医学部との合同練習開始、

B庭球部長・現役・OB3者面談、C大学への働き掛け(学長補佐、学務部長との打合せ等)で

庭球部の実態とRプロ活動説明、設備環境整備も申し入れをし、理解を得、1月中間答申から、

4月最終答申を纏め、世代間Gap埋めと方向付けの一助となり、今年は新入部員も10名入部、

庭球部再生のスタートラインに立ったものと考えます。

3、現役へのメッセーシ

貴重な学生生活を完全燃焼する事、庭球部はテニス好き人間の集まり、テニスを通じ、人間力、

体力、技術力、組織力、友情を育み、強い個とチーム力upで結果を出す努力を期待しています。


ラグビーでの"One for All.All for One"、慶応義塾の小泉信三塾長の「練習は不可能を可能と

する」、企業CM"Impossibleから、I'm posssible"を参考に ベストを尽くし、夢を持って新しい

自分を探して欲しい。この庭球部に居て良かった。良い仲間は一生の宝物です。


4、今後のKUTC活動

(1)リーグ戦4部残留から3部昇格へ⇒時間を掛けて中長期的な取組みを

(2)硬式庭球部の再生の為のチーム編成 (六甲台・大倉山の連携、神戸大総合力発揮)


(3)現役の頑張りにOBは全面的に支援 (大学・現役・OB間連携での活動)

      ⇒会費納入促進及び寄付継続で財政基盤確保

(4)Rプロジェクト答申の行動計画とフォロー


        ”がんばろう!日本” ”がんばろう!神戸”





平成22年度KUTC総会議事録
2011.5.30


1、日時:2011.5.28(土)16:00-17:15 (懇親会:17:30-19:30)

2、場所:神戸大学アカデミア館1F 学生食堂カフェテリア

3、参加者;(敬称略)

OB 渡邊(S28) 石川(S28) 佐野(S30) 菅井(S30) 加納(S31) 善野(S32) 朝倉(S32)

木下(S32) 多久(S33) 曽根(S34) 松本(S34) 市山(S35) 米川(S35) 佐々木(S37)

南後(S37) 梅本(S39) 吉本(S39) 曽我(S40) 山崎(S40) 斉藤(S40) 山田(S41)

吉岡(S42) 澤田(S43) 阿部(S43) 福田(S43) 北尾(S45) 辻 (S45) 三田(S47)

岡本(S47) 戎野(S53) 松崎(S59) 中谷(H2) 福永俊(H4) 藤井(H4) 福永淳(H7)

大池(H7) 西村(H18) 田 (H21)   (計:38名)
現役 水間(4年) 松本(4年) 八杉(4年) 井口(3年) 森尾(3年) 大黒(3年)

栗原(2年) 船本(2年) 難波(2年) 岡田(2年) 久保(2年) 平地(2年) 山崎(2年)

叶  (1年) 和地(1年) 小林(1年) 若林(1年) 村上(1年) 横村(1年) 原口(1年)

東 (1年)   (計:21名)
  (合計:59名)


4、議題:

4-1 審議事項

(1)平成22年度事業報告と決算報告

(2)平成23年度事業計画と予算案

(3)会則変更の件

(4)会長交代の件

4-2 報告事項

(1)役員異動

(2)Rプロジェクト答申内容

(3)会員動静情報他

(4)現役からの報告(平22決算、平23予算、部員名簿、今後の予定)


5、検討事項:

(1)善野会長挨拶(要旨)

今回は、雨の為、テニス会が中止で残念でしたが、総会にはOB、現役合せ59名と例年になく、

大勢出席、新入部員も男女合せ10名が加わり、活気を帯びてきた。昨年は男子は4部降格、

女子は4部残留に留まった。医学部の参加もあり、今年は4部残留、3部昇格を目指して欲しい。

OBは大毎80歳ダブルスで渡邊・佐野組が見事に優勝。65歳Dで吉岡組がベスト4進出と活躍した。

今回で会長職5年間務め、若返りの為、退任、後任に澤田副会長(昭43)を推薦、新体制へ

移行したい旨の挨拶があった。


(2)平成22年度決算

三田会計担当から休眠会員復帰による会費納入増、支出面では年次報告、名簿作成経費

合理化もあり、収支バランス、積立金残高も180万円と予算通りと報告があった。

朝倉監事から「決算は、公正且つ正確である」との監査結果の報告があり、承認された。

(3)平成23年度予算

吉岡常任理事から説明があり、休眠会員復帰努力で、会費納入増+10万円、支出では、

部員増・強化の為、庭球部補助費、コーチ代+20%up、積立金上積み、設備改修、予備費増、

織り込む事で承認された。(Q:会費納入率:A:47%、昭35年以前の先輩の寄付に頼っている)


(4)会則変更の件

佐々木幹事長から新たに顧問設置し、KUTC運営円滑化の助言を頂く旨の説明があり、

承認された。また第12条議長職権での文言追加があり、合わせて承認された。


(5)会長交代の件

善野会長が百周年事業後引継ぎ、6年経過、新たに澤田新会長へ引継ぎ、若返りを図る為、

退任の意向を表明され、承認された。


(6)役員異動の件

佐々木幹事長から理事新任(水間、井口主将)、同退任(曽根(昭34))の報告があった後、

澤田新会長から30年代先輩の頑張りに感謝しつつ、@若返り、若手OB起用、A継続性等

を考慮し判断、即ち渡邊名誉会長(留)、善野名誉会長(新)、顧問(多久、田中、市山、南後氏)、

副会長に北尾(昭45)(留)、井村(昭43)(東京支部長)、林(昭53)、松中(昭54)、幹事長(吉岡)、

監事(山田)、男子監督:西村(平18)、女子監督:田島(平4)等更に常任理事、理事等の役員

名簿と同時に役員業務分担も発表、了承を得た。


(7)Rプロジェクト最終答申

吉岡常任理事(Rプロ事務局長)から昨年1年間活動、部員獲得、育成・強化、管理面(特に

休眠会員対策)、設備面(部室改装等)4つの切り口から検討、庭球部長との面談、大学側

との折衝等動きがあり、今後は、各役員で行動計画にブレークダウン、フォローして行く事とした。


(8)現役からの報告(男子部井口主将)

@男女別会計報告(平22年度決算、平23年度予算)ではOBとの摺り合わせ実施済。

A部員名簿説明(特に新入部員は、男子5名+女子5名=10名あり、部員合計23名)

B今後の予定として、チャレンジトーナメント、夏季関西学生、近畿国公立、リーグ戦(9/7〜18)確定。

(男子4部)(龍谷大、神戸大、大阪大、京都大、天理大、大経大)

(女子4部)(京産大、龍谷大、神戸大、国際大、大教大、滋賀大)

尚、10/8〜10入替戦(4部1.2位校は3部5.6位校と、同5.6位校は5部1.2位校と対戦)


(9)その他報告

@会員動静情報:会員数 (12/E)543名 →(5/E)540名 +新入10名 =550名

3名減(物故:小野田(昭11))(退会:高屋(昭37)、栗田(昭41))

A三商大OB戦:今年は神戸が当番校、8/27(土)を予定していたが、現役の合宿と重複し

10月以降で再調整する。(注:10/22(土)10-17、懇親会18-20”さくら”決定)


BWOWOW放映:6/13(月)22:00-22:45 「ウインブルドンのサムライ」(日本最強のプレーヤー佐藤次郎)

(1933:全英ダブルス決勝:佐藤次郎・布井良助組vsボロトラ・ブルニョン組)

(注)布井先輩はデ杯選手で神戸の大先輩(宮地(昭45)屋島テニスクラブからの情報)


以下、懇親会があり、北尾副会長の司会で、渡邊名誉会長の乾杯、大毎での渡邊・佐野組優勝、

東京支部南後副会長の4年での新進トーナメント優勝の秘話、井口、水間主将以下部員全員の紹介、

挨拶、市山副会長からテニスの基本についてのアドバイス、梅本常任幹事から「商神」の現代訳と

4番迄の紹介があり、全員で合唱、北尾副会長の1本締めで盛会裏に終了した。


(文責:吉岡(昭42年卒))

《写真をクリックすると大きい画像が表示されます。》
神大男子部員:左から 和地(1年生)、小林(1)、叶(1)、船本(2)、栗原(2)、井口(3)
神大女子部員:左から 東(1年生)、原口(1)、村上(1)、横村(1)、若林(1)、平地(2)、
         久保(2)、山崎(2)、岡田(2)、大黒(3)、森尾(3)、八杉(4)、松本(4)、水間(4)



会長退任の挨拶
前会長 善野史郎(S32)


  

  5/28(土)今年度の総会には、渡邊名誉会長始め、先輩の方々、それに東京から

南後副会長も馳せ参じて頂き、ご苦労様でした。久々に新入部員10名を迎え、例年

以上に活気が出てきていることは喜ばしい限りです。


2005年10月の百周年記念式典から、早や5年半が経過しました。その間、男子は

一昨年2部から3部、昨年3部から4部に降格、女子は4部残留、惜しくも3部入替戦に

出場出来ず、現役諸君の頑張りも及ばず、極めて厳しい状況に置かれています。


その為、昨年5月の総会で、庭球部再生プロジェクトチーム(Rプロ)を組織化、1年間の

活動結果、庭球部の原点からの見直し、部員確保、育成・強化、管理面、設備面等

抜本的な提案をRプロ答申に纏めて貰い、大学・現役・OB間で共通認識が出来、

ベクトルがあってき、また実践の段階に入ったと喜んでおります。

  会長を務めて5年が経過、Rプロを通じ、世代交代、若返りの機会として捉え、関西

学生テニス連盟会長でもある市山副会長(昭35)とも相談の上、澤田副会長(昭43)に

バトンタッチ致します。現役諸君特に今年秋に始まるリーグ戦に向けて、”勝つテニス”と

言うよりは、”負けないテニス”に徹底して練習して下さい。神戸の粘り強い伝統を

引き継いで頂く事を心から切望しています。道は必ず開けてきます。

監督も永い間、男子松崎監督、女子中島監督ご苦労様でした。新たに大幅に若返り

男子は西村監督(平18)、女子田島監督(平4)就任、常任理事、理事、監事交代、

新たに顧問等、新役員・新体制でKUTC活動を今後共ご支援ご協力を希望します。


テニスコートという出会いの場、この出会いによる数々の感動、老いも若きも共有する場が、

KUTCであると考えています。再生の道は、スタートラインについたばかりで、

何としても六甲台・医学部の連携良く、神戸大総合力を発揮して、リーグ戦4部残留、

3部昇格へ向けて、全力投球で取組んで貰う事を希望しております。

最後に多久(昭33)、市山(昭35)、南後(昭37)各副会長、佐々木幹事長(昭37)、

朝倉監事(昭32)等をはじめとするこれまでKUTCを支えてきて下さった幹部の皆様、

それに医学部との連携にご協力頂いた吉本先生(昭39)に改めて厚く御礼を申し上げ、

退任の挨拶と致します。
以上